監視カメラ向けLinuxゲートウェイ
エッジゲートウェイ(屋外版)
エッジゲートウェイ(屋外版)AG20
PoEを4ポート搭載、最大4つのSIM搭載可能、瞬停対策などのエッジゲートウェイ(屋内版)の機能はそのままに、防水・防塵・直射日光・雷対策(SPD)・電源・LTEアンテナを新たに開発し、ひとつのボックスに収納。
屋外の監視カメラ用途に最適化されたLinux OS搭載の屋外型IoTゲートウェイです。
エッジで録画するため、ランニングコストはクラウド録画に比べて大幅に削減できます。
さまざまな屋外の過酷な環境で利用可能
屋外に設置された「防犯・監視カメラ」での利用をはじめ、人の立ち入りが困難な「再生可能エネルギー(太陽光発電、風力、地熱、水力、蓄電池)」、電圧が不安定な「鉄道沿線及び踏切監視」・「信号機などの交通システム」・「受変電設備」、山奥など過酷な環境にある「上下水道施設」などの社会インフラ向け、「河川、ダム、ため池、山間部の斜面」などの防災用途でも利用可能です。
- デュアル
CPU - OS
Ubuntu - 多彩な
インター
フェイス - SSD搭載
対応 - 最大4つの
SIM対応 - クラウド
連携 - 瞬停
対策 - 雷対策
(SPD) - 結露対策
- 防水
- 防塵
- 直射日光
- 動作温度
ー20~60℃ - AC電源
対応
製品情報
そのまま屋外に設置可能な仕様
- ポリカーボネート製のケースの中に回路基板を直接実装
- 内部で発生した熱を効率的に逃す仕組み
- 防水防塵(IP65相当)
- 直射日光も考慮した動作温度範囲(-20~60℃)
- 誘導雷の対策として、SPD装置を実装
- 内部の部品をコーティングし結露対策
- 電源バックアップ機構の内蔵による瞬停対策(特許第6954423号)で、不安定な電源にも対応
- 通信キャリアのネットワーク障害にも対応
- 設置場所を選ばないコンパクトなサイズ
監視カメラ(ネットワークカメラ)のシステム運用をこの1台で可能に
- 高機能なビデオマネージメントシステム(VMS)であるNx Witness(v4.1)をプレインストール
- Ethernet(イーサネット)の4ポートにPoEで電力供給
- 大容量のSSDに映像を録画
- マルチキャリア対応、最大4つの複数SIM搭載、映像の遠隔取得が可能
クラウド連携で複数カメラの統一運用を実現
- 接点I/Fにより、機械警備装置との接続が可能
- 統合ビデオ管理システムとの連携により、広域に展開した防犯・監視カメラの統一運用が可能
- 映像を用いた監視・警備業務のための業務システムが新規開発なしで利用可能
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エラーに対して、まず特定部位だけをリブート
全体を停止させずにエラーからの回復を図り、短い停止時間での復旧を目指す設計
それでも回復しない場合のみ全体をリブート
- クラウドからの保守運用サービスであるデバイス管理システムと連携することで、遠隔から保守運用が可能
- PoEで接続されたカメラがフリーズした際は、自動検知し、PoEのリセットにより復旧処理を行う
- ひとつの通信キャリアのネットワークに障害が発生し、停止しても、別の通信キャリアに自動で変更して通信の復旧が可能
監視カメラソリューション構築例
エラーに対して、まず特定部位だけをリブート
全体を停止させずにエラーからの回復を図り、短い停止時間での復旧を目指す設計
それでも回復しない場合のみ全体をリブート
- 屋外用エッジゲートウェイは、特に監視カメラを接続した場合に利用される多くの機能をこの1台に実装した仕様
- 4つのEthernetポートに対してPoEで給電できるので、4台のカメラを接続して動作することが可能
- SSDを搭載することが可能で、カメラで撮影した映像を録画することが可能(エッジ録画)
- 高性能なCPUの実装により、本格的なビデオマネージメントソフトウェアをこの機器のCPUで実行可能
- 従来の装置では、これらの機能の全てに対応するためには、複数の機器を組み合わせる必要があったが、このデバイスではこれらの機能を1台で全て実行可能
デバイス管理システムで、遠隔からの保守運用が可能
クラウド上で動作するデバイス管理システムとの連携で、さまざまな運用の手間を削減できます
- エッジゲートウェイ(屋外版)の自動初期設定
- IPカメラやIoT機器の死活監視
- ファームウェアや設定内容の遠隔監視
- 運用時のsyslog(シスログ)収集
- デバイス設置場所の管理
- 故障交換時の設定内容引継ぎ
デバイス管理システムの利用イメージ
統合ビデオ管理システムで、複数拠点の録画映像を統一管理
監視業務用の各種表示画面をクラウドで生成して、端末に提供するクラウドアプリケーションサービスです
- クラウド上で複数のカメラ映像を監視画面でまとめて表示
- 大画面で映像をモニタリング
- 複数カメラのサムネイル映像を定期的にアップロードして表示
- ローテーション機能で多くのカメラ映像を切り替えながら表示
- アラームが発生している特定カメラを制御して映像分析が可能
- 録画した映像データをクラウドにコピーし、複数端末で同時視聴が可能
- 運用者が使いやすいようにカスタマイズすることが可能
統合ビデオ管理システムの利用イメージ
プレインストールされたNetwork Optix社製のVMS
「Nx Witness」で、映像をフル活用
カメラで撮影した映像の表示、録音、再生、検索を制御することのできる、映像を活用するためのソフトウェアです
- ONVIF規格に対応したIPカメラの設定制御
- 撮影した映像の録画や分析
- 録画した映像のスマート検索(※)
※すでに録画されている映像に対して、画面の中の一部分を指定すると、その部分に動きがあった時刻の画像を検索して抽出できる機能
この機能によって、事故や事件の際に、特定箇所に動きがあった場面を確認でき、調査を効率よく実施することが可能